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疑問メモ2026年8月29日約3分

単元未満株(ミニ株)って何?1株から買えるって本当?

#単元未満株#ミニ株#単元株#初心者あるある

「買い注文」「売り注文」の記事を書いたとき、「最近は単元未満株(ミニ株)っていって1株から買えるサービスもあるらしい」と書いたまま、ずっと放置していた。

HUMAN MADEの株を買おうか迷った記事でも、100株単位だと約14万5,000円必要という話をした。あのとき「1株からでも買えたら気軽だったのに」と思っていたはずなのに、結局ちゃんと調べていなかった。というわけで、今さらだけど調べた。

単元未満株は「100株そろわなくても買える」仕組み

日本の株は基本的に単元株、つまり100株単位でしか売買できない。

単元未満株(ミニ株)は、その100株に満たない株数——極端な話1株から——買える仕組み。証券会社ごとにサービス名が違っていて、SBI証券は「S株」、楽天証券は「かぶミニ®」、マネックス証券は「ワン株」と呼ばれている。

1株2,000円の銘柄なら、単元株だと20万円必要だけど、単元未満株なら2,000円から買える。これは気軽さが全然違う。

リアルタイムでは買えない(証券会社によって差がある)

ここが一番「へえ」となったポイント。単元未満株は、普通の株みたいに前場・後場中いつでもリアルタイムで売買できるわけじゃない。

証券会社によって、約定するタイミングがかなり違う。

  • SBI証券(S株):1日3回(前場始値・後場始値・後場引け)
  • マネックス証券(ワン株):1日1回(後場始値のみ)
  • 楽天証券(かぶミニ®):リアルタイム取引も可能(ただしスプレッドあり)、寄付のタイミングでの取引は無料

投資信託の基準価額が1日1回しか更新されない話を前に書いたけど、単元未満株にも似たような「決まったタイミングでしか値段が確定しない」性質がある証券会社が多い、ということみたい。株なのに、投資信託寄りの仕組みが混ざっている感じがして面白かった。

議決権がない・優待も基本もらえない

いいことばかりではなく、単元未満株には制約もある。

まず議決権がない。株主総会で投票する権利は、単元株(100株)を持って初めて発生するので、1株だけ持っていても会社の経営には口を出せない。

もうひとつが株主優待。多くの企業が優待の条件を「100株以上」にしているので、単元未満株のままだと対象外になることが多い(一部、1株でも優待がもらえる銘柄もあるらしい)。せっかく株主優待の記事で調べた優待、単元未満株だと基本的にはもらえない、ということになる。

ただし配当金は保有株数に応じてちゃんともらえる。1株なら1株分の配当が入る。

100株貯まれば自動的に単元株になる

単元未満株をコツコツ買い増していって、合計が100株に到達すると、その時点で自動的に単元株として扱われるようになる。

つまり、いきなり20万円を用意しなくても、2,000円ずつ買い増していけば、いつか同じ株主としての権利(議決権・優待)を手に入れられるということ。時間はかかるけど、入り口のハードルはぐっと下がる。

あのとき知っていれば、という話

HUMAN MADEの記事を書いたとき、100株単位の約14万5,000円という金額にビビっていた自分がいた。単元未満株を知っていれば、1株や10株からお試しで始めるという選択肢もあったんだな、と今更ながら思う。

いきなり100株分の金額を用意する必要はない、というのは初心者にとって地味に重要な情報な気がする。今度、少額から個別株を試してみたくなったら、単元未満株のサービスを使ってみようと思う。