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疑問メモ2026年7月30日約4分

iDeCoってなんなん?NISAと何が違うのか調べてみた

#iDeCo#NISA#所得控除#老後資金#初心者あるある

NISAの記事を書くようになってから、セットみたいに出てくる単語がある。

iDeCo(イデコ)

なんとなく「税金がお得なやつ」というNISAと同じ括りのイメージだけ持っていたけど、正直NISAと何が違うのか説明できない。というわけでiDeCoってなんなん、を調べてみた。

iDeCoは「自分で作る年金」

iDeCoは正式には個人型確定拠出年金という。

毎月自分で決めた金額(掛金)を積み立てて、自分で選んだ投資信託・定期預金などで運用し、老後に受け取るという私的年金の制度。

NISAが「投資の利益を非課税にする制度」なのに対して、iDeCoは「老後資金づくりに特化した年金制度」という位置づけの違いがある。似ているようで、目的が違うらしい。

iDeCoには税制優遇が3段階ある

調べて一番驚いたのがここ。iDeCoはNISAよりも優遇の数が多い。

  1. 掛金が全額所得控除になる:積み立てたお金の分だけ、その年の所得税・住民税が安くなる
  2. 運用益が非課税:ここはNISAと同じ。増えた分に税金がかからない
  3. 受け取るときも控除がある:一時金なら退職所得控除、年金形式なら公的年金等控除が使える

NISAは②の「運用益非課税」だけだけど、iDeCoは掛金を出した時点で税金が戻ってくる。これは知らなかった。

じゃあiDeCo一択では?→ 最大の罠があった

「税制優遇3段階なら、iDeCoだけやればいいのでは」と思ったんだけど、そう単純じゃなかった。

iDeCoは原則60歳になるまで引き出せない。

NISAはいつでも売って現金化できるのに対して、iDeCoは老後資金専用の箱に完全に固定される。「急にお金が必要になったから解約」ということが基本的にできない。

この違い、NISAの記事(つみたて枠と成長投資枠)を書いたときには意識してなかったポイントだった。

受け取れる年齢にも条件がある

60歳から受け取れる、と単純に思っていたら、これにも条件があった。

60歳から受け取るには、iDeCoに加入していた期間(通算加入者等期間)が10年以上必要らしい。10年に満たない場合は、その分受け取れる年齢が繰り下がる。

受け取り開始のタイミングは60歳から75歳までの間で自分で選べる。「60歳になったら自動的に受け取り」ではなく、ある程度自分でコントロールできる仕組みになっているみたい。

掛金の上限は「加入区分」によってバラバラ

掛金には上限があって、これが自営業か会社員か公務員かなどの立場によって全然違う。

自営業の人の方が上限が高く、会社員(特に企業年金がある会社)は上限が低めに設定されている、というざっくりした傾向はあるものの、区分が細かく分かれていて、正直ここは自分の状況に当てはめてちゃんと確認しないと分からない世界だった。

ちなみに調べていたら、掛金の上限や加入できる年齢の上限を引き上げる法改正が予定されているらしい(2026年12月・2027年1月頃から適用予定とのこと)。今後さらに使いやすくなる方向で変わっていきそうな制度だということだけは分かった。

NISAとiDeCo、結局どう使い分けるの

現時点で自分なりに整理すると、こんな感じ。

NISAiDeCo
目的自由な資産形成老後資金専用
引き出しいつでも可能原則60歳まで不可
掛金の所得控除なしあり
運用益非課税非課税

「いつでも引き出せる自由さ」を取るならNISA、「税制優遇の厚さ」を取るならiDeCo、という感じだろうか。

今のところ、まだ手を出せていない

正直に言うと、自分はまだiDeCoをやっていない。

60歳まで引き出せないという制約が、思ったより心理的なハードルになっている。NISAで積み立てているS&P500ですら「本当に増えるのか」とドキドキしているのに、それより長く縛られる制度に踏み出すのは、もう少し理解してからでもいいかなという気持ち。

ただ、税制優遇の厚さは魅力的なので、「老後資金として絶対に手をつけないお金」を切り分けられるなら、検討する価値はありそうだと思っている。しばらく寝かせて考えたい。