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疑問メモ2026年7月21日約4分

「こどもNISA」2027年開始予定って本当?ジュニアNISAとの違いを調べてみた

#NISA#こどもNISA#ジュニアNISA#非課税#税金

X(Twitter)のタイムラインを眺めていたら、「こどもNISA」という単語が流れてきた。

……え、待って。ジュニアNISAってあったよね? もう終わったんじゃなかったっけ?

似たような名前の制度が2つあるとこんがらがるので、ちゃんと整理してみることにした。

前提:ジュニアNISAはもう新規で使えない

まず大前提から。ジュニアNISAは、未成年(18歳未満)専用の非課税投資制度として2016年に始まった。

でも、2023年9月末で新規口座開設が終了、同年12月末で新規購入も終了している。つまり今からジュニアNISAを新しく始めることはもうできない。

「あれ、じゃあ今持ってる人はどうなるの?」という点も調べたら、こうだった。

  • 非課税で保有できる期間は最長5年
  • 2024年以降は、年齢や理由に関係なくいつでも非課税で払い出せるように制限が緩和された(以前は原則18歳まで引き出し不可だった)
  • 非課税期間が終わったら「継続管理勘定」に自動的に移り、18歳になった年の年末に課税口座(特定口座・一般口座)へ払い出される

なるほど、制度自体は終わったけど、すでに持っている人の資産はちゃんと面倒を見る仕組みになっているらしい。

「こどもNISA」は、その後継として検討されている新制度

で、本題の「こどもNISA」。これは2026年度税制改正大綱に盛り込まれた新しい制度で、2027年1月開始予定とされている。

正式名称は「こども支援NISA」と呼ばれているみたい。ジュニアNISAが終わったあとの空白を埋める形の制度、という位置づけらしい。

現時点(2026年7月)でわかっている内容はこんな感じ。

  • 対象:0〜17歳の未成年
  • 年間投資上限:60万円
  • 非課税保有限度額:600万円
  • 買えるもの:投資信託のみ(現行NISAのつみたて投資枠と同じ枠組み)
  • 払い出し:12歳以上なら、入学金や授業料など「子どものための用途」で、本人の同意と必要書類の提出があれば可能
  • 18歳になったら:特別な手続きなしで、自動的に成人後のつみたて投資枠に移行する

ジュニアNISAと何が違うのか、並べてみた

ジュニアNISA(終了済み)こどもNISA(2027年開始予定)
年間上限80万円60万円
非課税期間最長5年無期限
買えるもの株式・投資信託投資信託のみ
引き出し原則18歳まで不可(2024年以降は緩和)12歳から条件付きで可能
18歳到達時課税口座へ払い出しつみたて投資枠へ自動移行

こうして並べると、方向性がけっこう違う。ジュニアNISAは「個別株も買えるけど基本引き出せない」という、いかにも“がっちり長期固定”な設計だったのに対して、こどもNISAは「投資信託だけに絞る代わりに、非課税期間は無期限で、大人になったらそのまま持ち上がる」という設計になっている。

個別株が買えなくなるのは制約に見えるけど、非課税期間が無期限になったのは大きい気がする。ジュニアNISAは5年で区切りが来ていたけど、こどもNISAはそのまま持ち続けて、18歳になったら手続きなしで自分のつみたて投資枠に合流する。「子ども用の口座」と「大人になってからの資産形成」が地続きになっている感じ。

まだ「予定」の段階、という点は頭に入れておきたい

ここまで調べておいてなんだけど、この内容は2026年度税制改正大綱に盛り込まれた段階の情報で、正式に法律として固まったものではないらしい。開始時期や上限額が、今後の議論で変わる可能性はゼロじゃないと思う。

実はうちには小学生の子どもがいるので、これはけっこう他人事じゃない話だったりする。対象は0〜17歳なので、もし2027年に本当に始まったら、うちの子の分も検討してみようかなという気になった。18歳になるまで非課税で資産形成できる制度があるのは、地味にありがたい。

自分の分のNISAもまだ全然使いこなせていないのに、子ども版の制度まで気になってしまうあたり、思ったより頭の中がNISA化してきている気がする。続報が出たらまた調べようと思う。