ストップ高・ストップ安って何?売れない・買えないってどういうこと
「ストップ高になった」とかニュースで聞くけど、
「すごく上がった」くらいの意味だと思ってた。でも調べたら、もうちょっとちゃんとした仕組みがあった。
そもそも株には「値幅制限」がある
株って、1日に動ける値段の幅が決まっている。
値幅制限という仕組みで、「今日はこれ以上上がっちゃダメ、これ以上下がっちゃダメ」という上限・下限が設定されている。
「なんで?」と思ったけど、理由はシンプルで、急激な価格変動から投資家を守るためらしい。制限がなかったら、朝に買った株が昼には半額になる、みたいなことが普通に起きてしまう。
ストップ高とは
ストップ高とは、株価が1日の値幅制限の上限まで達した状態のこと。
「株価がすごく上がった」というのは合ってるんだけど、正確には「上限に張り付いて、それ以上は上がれなくなった」という状態。
このとき何が起きるかというと:
- みんな「買いたい!」と注文を出す
- でも売りたい人がいない(だって上がってるから)
- 結果、価格は上限に張り付いたまま取引が成立しない
「え、じゃあ上限に張り付いたら取引できないの?」と思ったけど、そう。約定しない。買い注文だけが積み上がって、売る人が現れるのをみんなが待っている状態になる。
ストップ安とは
ストップ安はその逆で、株価が1日の値幅制限の下限まで達した状態。
- みんな「売りたい!」と注文を出す
- でも買いたい人がいない(だって下がってるから)
- 価格は下限に張り付いたまま取引が成立しない
こっちは純粋に怖い。「売りたいのに売れない」という状況が発生する。
値幅はいくら?
株価によって変わる。ざっくりこんな感じ:
| 株価 | 1日の値幅 |
|---|---|
| 〜100円 | ±30円 |
| 100〜200円 | ±50円 |
| 500〜700円 | ±100円 |
| 1000〜1500円 | ±300円 |
| 5000〜7000円 | ±1000円 |
株価が高いほど、動ける絶対額も大きくなる仕組み。
「連続ストップ安」が一番怖い
ストップ安自体も怖いけど、さらに怖いのが連続ストップ安という状態。
企業が大きな不祥事を起こしたり、業績が突然ボロボロになったりすると、何日も連続でストップ安が続くことがある。
1日目:ストップ安(売れない) 2日目:またストップ安(売れない) 3日目:またストップ安(売れない)
…という地獄。株を持っていても売ることができないまま、価値がどんどん下がっていく。
ロスカットラインを決めていても、ストップ安中は実際に売れないので、ルール通りに動けないことになる。これはかなり怖い話だと思った。
ストップ高は良いこと?
上がってるなら良いことじゃん、と思うかもしれないけど、ストップ高にも注意点がある。
翌日以降に反動で急落することがある、というのが典型的なパターン。
「すごく上がった!」と飛びついて高値で買ったら、次の日に大きく下げた、みたいな話はよくあるらしい。ストップ高銘柄への飛びつき買いは初心者が特にやりがちなミスだと書いてあった。
自分は絶対やりそうなやつだ。
まとめると
- 株には1日に動ける値幅の上限・下限がある(値幅制限)
- 上限に張り付いた状態 → ストップ高(買いたい人だらけ、売り手がいない)
- 下限に張り付いた状態 → ストップ安(売りたい人だらけ、買い手がいない)
- どちらの場合も取引が成立しないことがある
- 連続ストップ安は「売りたくても売れない」という最悪の状況になりうる
こういう仕組みがあると知ってから株を見ると、ニュースの見え方が少し変わった気がする。
ストップ安になっている銘柄のチャートを見たとき、「これ持ってる人どんな気持ちなんだろう」と他人事ながら思ってしまった。絶対に経験したくない。