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疑問メモ2026年7月4日約3分

株を売ったのにお金が入ってない?受渡日(T+2)の話

#受渡日#約定日#現物取引#買付余力

株を売った翌日、口座の残高を確認したとする。

「あれ、お金増えてないな」

これ、バグじゃない。仕組みの話。

約定日と受渡日は別の日

株の取引には2つの日付がある。

約定日(T日):売買注文が成立した日。「今日株を売った」という日。

受渡日(T+2):お金と株が正式に受け渡される日。約定日の2営業日後

つまり今日売っても、口座に正式に入金されるのは2営業日後ということになる。

「え、即反映じゃないの?」と思った。自分も思った。

なんで2日もかかるの

もともとは「株の受け渡しの事務処理に時間がかかる」という事情からきている。今は電子化されているけど、慣習として2営業日というルールが残っている。

ちなみに昔(2019年以前)は T+3、つまり3営業日後だった。それが短縮されて今は T+2。

でも実際は「すぐ使える」

主要な証券会社(SBI・楽天・マネックスなど)では、売却代金は約定日の当日から「買付余力」として使えるようになっている。

つまり:

  • 今日A株を売る
  • 同じ日にB株を買う → できる
  • 口座からお金を出金する → 受渡日(2営業日後)まで待つ

「別の株を買う」のはすぐできるけど、「銀行口座に引き出す」のは受渡日以降になる、というイメージ。

ひとつ注意したいこと

「同じ銘柄を当日中に売って買い戻す」または「買って当日中に売る」という動きは、前の記事で書いた差金決済に当たる可能性があり、証券会社から制限されることがある。

別の銘柄を買う分には問題ない。同じ銘柄をその日のうちに売り買いするのだけ気をつける。

「営業日」カウントに注意

T+2は「2営業日後」なので、土日祝日はカウントされない。

たとえば:

  • 金曜日に売った → 受渡日は翌週火曜日
  • 祝日をはさむ場合 → その分ずれる

「週をまたぐと思ったより遅い」と感じることがあるのはこのせい。

知っておくと安心

「売ったのにお金が入ってない」「出金しようとしたらできなかった」という状況は、受渡日を知っていれば焦らずに済む。

仕組みとして当然のことなんだけど、知らないとちょっとびっくりする。自分はびっくりしかけた(する前に調べた)。