「日経平均株価」ってよく聞くけど、結局なんなの?
ニュースで毎日のように聞く「日経平均株価」。
なんとなく「日本の株全体の平均」だと思っていたけど、どうやら違うみたい。
日経平均株価とは
日経平均株価(にっけいへいきんかぶか)とは、東京証券取引所のプライム市場に上場している企業のうち、代表的な225社の株価をもとに算出した指数のこと。
「日経225」とも呼ばれる。
「平均」だけど全部じゃない
プライム市場には約1,600社が上場しているのに、日経平均が見ているのはそのうちの225社だけ。
選ばれるのは業種のバランスや流動性などを考慮した「代表的な企業」。
トヨタ・ソニー・ファーストリテイリング(ユニクロ)など、誰でも知っている企業が並んでいる。
特定の会社の動きで日経が動く
日経平均は「株価が高い会社ほど指数への影響が大きい」という計算方式をとっている。
以前はファーストリテイリング(ユニクロ)が圧倒的な影響力を持っていたが、最近はアドバンテスト(半導体検査装置の世界大手)が1位になる日も増えてきているらしい。
アドバンテスト1社だけで日経平均を400円以上動かした日もあったとのこと。
2026年4月に日経平均入りしたキオクシアも、半導体関連として注目度が高い。
「今日の日経が動いたのは半導体株のせい」という日が増えているということで、時代の変化を感じる。
225社は定期的に入れ替わる
日経平均の構成銘柄は、年1回程度の定期見直しで入れ替えが行われる。
身近な例だと、フラッシュメモリで有名なキオクシアホールディングス(旧・東芝メモリ)が2026年4月から新たに225銘柄に採用された。
2024年12月にIPO(株式上場)したばかりの新顔が、わずか数ヶ月で日本を代表する225社の仲間入りをしたということになる。
採用が発表された時点で株価が急騰することも多く、「日経採用」はそれだけ注目度が高い。
「日経が上がった=日本の景気が良い」は正確ではない
ニュースでは景気のバロメーターとして扱われることが多いけど、あくまで225社の株価の話。
中小企業や非上場企業は含まれないし、円安で海外売上が多い輸出企業の株が上がるだけで指数が上がることもある。
「日経が上がった日=日本全体が景気良い日」ではないので注意。
TOPIXとの違い
日経平均と並んでよく出てくるのが TOPIX(東証株価指数)。
| 日経平均 | TOPIX | |
|---|---|---|
| 対象 | 225社 | 約2,000社以上 |
| 計算方法 | 株価加重平均 | 時価総額加重平均 |
| 特徴 | 高株価の企業の影響大 | より広く市場全体を反映 |
日経平均の方がニュースで使われることが多いけど、市場全体の動きを見るならTOPIXの方が実態に近いという意見もある。
まとめ
- 日経平均株価=プライム市場の代表225社の株価指数
- 全上場企業の平均ではなく、あくまで「選ばれた225社」
- 株価の高い企業の影響を受けやすい
- 日本のニュースで「株価」といえば大体これのこと