用語メモ2026年6月21日約4分
「東証一部上場」って昔よく聞いたけど、今はもうないって知ってた?
#東証#上場#株式市場
テレビのCMとかニュースで「東証一部上場企業」っていう言葉、やたら聞いた記憶がある。 でも最近全然聞かない気がして、調べたら2022年に廃止されてた。えっ。
東証一部って何だったの?
東証一部とは、東京証券取引所(略して「東証」)にあった株のランク付けのこと。
東証にはランクがあって、こんな感じだった:
東証一部(一番エライ)
東証二部
マザーズ・ジャスダック(新興企業向け)
で、その頂点に君臨していたのが東証一部。 「うちの会社、東証一部上場なんで」って言えるのが、企業にとって一種のブランドだった。
なんでそんなにエラいの?
東証一部に上場するには、めちゃくちゃ厳しい条件をクリアしないといけなかった。
- 株主数が2,200人以上
- 純資産が10億円以上
- 売買高の基準をクリア
- などなど…
つまり「ちゃんとした大会社ですよ」という信頼の証明書みたいなものだった。 就活でも「東証一部上場企業」は安心感の代名詞だったらしい。
じゃあ今はどうなってるの?
2022年4月、東証が大規模な再編を行った。
【旧】東証一部・二部・マザーズ・ジャスダック
↓ 廃止・再編
【新】プライム・スタンダード・グロース
旧・東証一部の後継にあたるのが「プライム市場」。 より厳しい基準(特に企業統治=コーポレートガバナンス)が求められるようになった。
ちなみに東証一部に上場してた会社が全部プライムに移れたわけじゃなくて、基準を満たせない会社はスタンダードに"降格"した。
「東証一部上場」が消えた理由
再編の背景には、東証一部がなんでもアリすぎたという問題があった。
- 一部上場なのに業績がヤバい企業がたくさんいた
- 上場企業が多すぎて「ブランド感」が薄れてた(ピーク時で約2,000社以上)
- 海外投資家から「日本市場わかりにくい」と言われてた
要するに「東証一部」というラベルが乱発されすぎて、信頼感が落ちてきたのだ。
まとめ
- 東証一部 = かつての「大企業の証明書」。2022年に廃止済み
- 今はプライム・スタンダード・グロースの3市場に再編された
- 「東証一部上場」という言葉は、もはや昭和〜平成の遺産
就活の説明会で「当社は東証一部上場企業です!」って言ってる会社があったら、そっと「今はプライム市場ですよ」って教えてあげよう(言わなくていい)。